チームビルディング研修の必要性と、森で行う意義について

環境・ESGの視点を取り入れた体験型プログラム
近年、企業を取り巻く環境は大きく変化し、組織には柔軟な対応力と高いチーム力が求められています。一方で、リモートワークの定着や業務の専門化により、社員同士が本音で向き合い、相互理解を深める機会は減少しています。こうした状況において、チームビルディング研修は、組織の基盤を再構築する重要な取り組みです。
本研修では、その舞台を会議室ではなく「森」に設定しています。森という非日常の環境は、役職や立場による固定観念を自然と取り払い、フラットな関係性を生み出します。自然の中での共同作業は、指示待ちではなく自発的な対話や協力を促し、チームの本質的な力を引き出します。
研修では、実際の森林整備活動をベースとした体験型プログラムを行います。
代表的なものが「間伐体験」と「間伐材を活用したベンチづくり」です。間伐体験では、なぜ森林に手入れが必要なのかを学びながら、チームで役割を分担し作業を進めます。続くベンチづくりでは、自ら整備した森の資源を活用し、一つの成果物を完成させます。限られた時間や資源の中で協力し合うプロセスは、職場におけるプロジェクト推進そのものです。
本研修は、単なるチームビルディングにとどまらず、環境・ESGへの理解を深める機会にもなります。森林整備はCO₂吸収量の向上や生物多様性の保全につながる重要な取り組みであり、参加者はその意義を体感的に学びます。自らの行動が環境価値を生み出す経験は、ESGやサステナビリティを「自分ごと」として捉えるきっかけとなります。
森で行うチームビルディング研修は、チームの関係性を深めると同時に、企業としての社会的責任や持続可能な成長を考える場です。人と組織、そして環境をつなぐこの体験は、企業の価値を内側から高める研修プログラムです。